火熨斗(ヒノシ)とかいう昔のアイロンは今でも使える優れものだヨ!

火熨斗(ヒノシ)とかいう昔のアイロンは今でも使える優れものだヨ!

衣類のしわを伸ばすアイロン。電気の無い時代からこのアイロンがけは存在していました。それが火熨斗(ヒノシ)です。

アイロンと言えば今やサラリーマンには必須の家電です。シャツの襟とかパンツの折り目とかw。

それは昔も変わりません。着物とか和服って妙にピシっとしてたりしますもんね。その秘密道具がこの火熨斗(ヒノシ)なのです。

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昔のアイロンそれは火熨斗(ヒノシ)

その歴史はめちゃんこ古く、なんと紀元前1世紀とか!紀元前ですよ?B.C.!!どうやらアイロンの起源は中国にあったようです。

【火熨斗(ひのし)】
熱した金属の熱と重みにより、布を伸ばすという工夫は中国においても古くからあり、そのような行為を「熨」(「尉:布をしりの下において熱を加え伸ばす」+「火:後世、『尉』が主に敵を鎮圧する武官を指すようになったため、特に火を使うことを強調し別字とした」)と言い、それに用いる道具を「火熨」又は「熨斗(『斗』はひしゃくでその形状をあらわす)」と言った。
[wiki]

以前、鉄製や真鍮製のフラットアイロンが元祖と書きましたが、こちらは18世紀前半から。断然火熨斗の方がセンパイです。というか長老クラス!

中国の火熨斗(ひのし)

これは宋の時代らしい

火熨斗(ひのし)のしくみ

鉄の鍋のようなものの中に木炭などを入れ熱を持たせます。そしてその平らななべ底を生地に押し当てて、熱と重みでしわを伸ばす仕組みになっています。

構造的には非常にシンプル。現在の片手鍋やフライパンでも実現可能なくらい簡単な仕組みになっています。

火熨斗(ひのし)のしくみ

火熨斗(ひのし)のしくみ

西洋ではフラットアイロンの理由

この火熨斗仕組み。中に炭という熱源を入れる必要がありますが、ここに西洋・東洋の違いがあったようです。

炭の質の問題で、西洋では炭の火の粉などで衣類が焦げるような事態があったようです。

そのため熱源を外から持って来るタイプが考案され、産業革命と製鉄技術の進化の恩恵もあり、ランドリーストーブとの組み合わせがヒットした様子。

ランドリーストーブ

無敵のフラットアイロンとランドリーストーブ

日本でも江戸時代に火熨斗が伝わってきたようですが、炭の質が良いため、火の粉が散って困るようなことはなかったみたい。

しかし更に調べてみると、長野県の塩尻市立平出博物館に平安時代の火熨斗なるものが展示されているではありませんか!どうやら江戸時代よりも前から存在していたご様子w。

火熨斗(ひのし)

おお!歴史的遺産ですね

まぁ考えてみれば中国で紀元前からある技術です。昔から中国と交流のあった日本に入ってこなかった理由はないですからね。

中国でもこれだけ古くから使われていたことを考えると、やはり中国での炭の質も良かったのではないでしょうか。

現在でも通用する火熨斗(ヒノシ)

炭をフライパンのようなものに入れて熱源を確保し重みと熱でしわを伸ばす火熨斗。

このシンプルな構造は現在のフライパンで再現できるようです。ソースはデイリーポータルZさん「古代のアイロンでTシャツを作る」

【参考URL】
http://portal.nifty.com/2010/12/16/b/

本当にソースパンでしわを伸ばしてくれてます。そしてお題の通りアイロンプリントでオリジナルTシャツを作っています。

現在でも通用する火熨斗(ヒノシ)

ホントにできるんですねぇ

熱源が炭なので、もはや場所を選びません。屋外でアイロンがけというかなり難易度の高いエクストリームスポーツに挑戦してくれています。

実際は家庭で炭をおこす手間、そして屋外でアイロンがけをする意味などを考えると・・・いや、エクストリームスポーツに意味とか必要ないですねwww。

エクストリームスポーツ

考えるな!感じるんだ!!

昨今のアウトドアブームを考えると意外とアリなのかも♪キャンプやバーベキューの他にアイロンがけがあってもいいじゃない!にんげんだもの(みつお)

・・・その後エクストリーム・アイロニングなるものを発見!?

エクストリーム・アイロニング

ふぁ?

こ、これは別記事で特集する必要がありそうです!昔の道具と関係ないけどwww。まぁタイトルは「アイロンはここまで進化したっ!」とかですかねぇw。

密かに生息する火熨斗マニア?

いや、Web上に画像を上げまくっている時点で既に秘密ではないのですがw火熨斗マニアというかコレクターの方々も結構多いみたいです。

骨董の部類になるのかな?その古い佇まいにいろいろと想像しながら愛でるワケですが、飾り皿や掛け軸などとは違い、実際に使われていた道具です。使ってみたくなるんでしょうねー。

多くの方が実際に炭を中にいれ、シャツやらハンカチやらいろいろと伸ばしている画像が出てきます。

昔のアイロン技術・火熨斗(ヒノシ)まとめ

起源は中国。そして紀元前1世紀から存在する技術でした。

その後西洋では18世紀頃に鉄製のフラットアイロンが猛威を振るい、電気式アイロンが登場するまでその地位は揺るぎません。

日本には平安時代には火熨斗らしきものはあったらしいことが分かりました。そのあと箱型の炭火アイロンが普及し、電気式へとつながります。

火熨斗は骨董の世界でも火道具として流通しているようで、コレクターもいる様子。もはや実用性は無いみたいですね。だって炭とか面倒ですからw。

昔のアイロン技術・火熨斗(ヒノシ)まとめ

再就職先はコチラw

しかしこの熱と重みでしわを伸ばす技術。いつ、誰が発見したのでしょうか?その記録も残らないくらい古い技術です。

いつの日かタイムマシーンが開発されて歴史の謎が解き明かされるのを待つしかないようですネ♪助けてドラえも~ん!

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